学校の授業は将来役に立つ

佐藤です。こんばんは。

東京でも緊急事態宣言が解除され、
今週から再開した学校もあるようです。

大学など、すでにオンライン授業で対応していたところもありますが、
やはりオンライン授業と教室での授業では情報量に大きな差があります。

オンライン授業で実験や実技はできませんし、
「その場にいる」ことしかで得られない気づきや体験も多いでしょう。

『世界一わかりやすい 新型コロナウイルス完全対策BOOK』(宝島社)の編集をした際、
学校の授業で習ったことがとても役立ちました。

新型コロナウイルスはRNAウイルスという種類に分類されるのですが、
おそらくRNAといわれてもピンとこない人が多いのではないでしょうか。

RNAとはリボ核酸のことで、すなわち遺伝情報です。
DNA(デオキシリボ核酸)なら聞いたことある人は多いでしょう。
一般に生物において、DNAから読み取った遺伝情報を
タンパク質を構成するリボゾームに伝えるなどの役割があります。

ウイルスにおいては、RNAウイルスは変異しやすい種類とされています(コロナウイルスは例外的に変異しにくい)。

そんな遺伝子関連の知識は、高校の生物で教わりました。
なかでも印象的だったのは、
染色体(DNAからなる構造体)を観察するために、
アカムシ(ユスリカの幼虫)を解剖する授業です。

僕は虫が苦手だったので解剖自体は先生に手伝ってもらいましたが、
唾液腺というものを取り出し、顕微鏡で染色体を観察する作業は自分でやりました。
おかげで、今でも遺伝子関連の授業は印象に残っています。

「先生に解剖を手伝ってもらった」「染色体を観察した」という
座学にはない体験をしたことが、記憶の定着に役立っているのでしょう。

ほかにも、濃度の計算やアルコールについての知識は覚えていてとても助かったので、
本の編集をしている際、やはり学校の勉強は大事だったんだなと実感しました。
(本の編集という仕事の特性ももちろんありますが……)
一生のうちで、今後も「あの日」学んだことが役に立つ日が来るのでしょう。

再開されたといっても、すべてがこれまで通りというわけにはいきません。
早く平穏な日常が戻ってくることを強く願います。

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